台風で電車が止まって帰れない…帰宅難民になりそうな時、生活圏の長めの中〜長距離路線バスを覚えておくと役に立つ



2週連続台風なので、同じ悲劇を繰り返しませんように。

2017年は台風が少なかったはずなのに、
10月になって立て続けに21号、22号がやってきました。
特に21号は本州縦断で各地で大きな被害があったにも関わらず
選挙特番やその後の政局でまともに報道されていません。
これってどうなんだろうと本当に思います。

台風は速度が上がる。午前中は大丈夫そうでも、電車はすぐに運休する

予報よりも速度は前後します。比較的スピードは上がる傾向。
そして、風が強くなると地上を走る鉄道は安全のため運休します。
当たり前なのですが、鉄道を当てに移動しているとあっという間に帰宅難民になります。
先週も地元の駅で大勢の方が駅構内でしゃがんで運行再開を待っている姿を見て心底大変そうでしたし、
こうなるとタクシーの台数も全く足りません。
外は風雨が強いなか、歩いての移動も危険で限界があります。
ではこういった時どうしたらいいのでしょうか?

帰宅難民になったら…、ホテルなど宿泊できる施設の多いターミナル駅まで路線バスで移動

ホテルの少ない駅で足止めを食らってしまうと
雨風を凌ぐ場所も少ないため体力的、心理的にもとても消耗します。
一旦家に帰るということはあきらめて、
ホテルが集まっている地域のターミナルへ移動することをおすすめします。
万が一の宿泊先としてはもちろん、ホテルがあるということは周辺にコンビニや飲食店もありますし、
同じように困っている方が多いので情報交換もしやすいです。

そんなこと言っても、そのターミナルまでどうやって移動したらいいのか?
そこで、営業距離10キロ以上の中〜長距離路線バスがあるということを知っておくことが大事です。

阪神間の例:間違いなく乗り継げば神戸〜尼崎間は20時まで移動可能

先週、ライフラインになっていたのが阪神バスの長めの路線、
阪神西宮(駅の北側)〜神戸税関前(途中で三宮駅に停車)が20:30終バス(2017年10月情報)
西宮は頑張って歩けば阪急〜JR〜阪神と移動することが可能な地域なので、
ここまでたどり着けば三宮まで移動することが可能です。
三宮は神戸の中心地なので、まずここに着けば一安心でしょう。

また、阪神芦屋〜阪神尼崎というバスもあります。
こちらは西宮駅には入らず、国道2号線をずっと移動しますので注意が必要ですが
終バスは阪神芦屋発が21:36終バス(2017年10月情報)なのでもう少し遅くなっても移動が可能です。
駅周辺の宿泊施設の充実度では、西宮より尼崎の方が多く、
大阪からの距離も近いので受け入れ先としてはより安心できるでしょう。

普段は使わないような中〜長距離の路線バスでも、「こういうのが通っているな」と覚えておくといざという時に役立ちます。
もっとも、バスも運休する可能性は十分ありますが、電車が止まっている状況をバス会社も理解しているのでなんとか運行しようと努力してくださいます。

それよりも一番良いのは、大げさと思われても、台風の時は外出を控えるべきです。
怪我のリスクも高まりますし、体調が悪化したとしても病院までの移動手段すら確保するのが難しくなります。
気象には勝てませんので、どうぞお気をつけて…。

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ABOUTこの記事をかいた人

クラハイト合同会社CEO  中小、ベンチャー、ひとりメーカー向けTIPS情報メディア「monotips」の編集長。ものづくりメーカーの経験を活かした、ベンチャー、中小、個人メーカー、企業の業務改善コンサルティングを行なう。株式会社ロンド工房のクリエイティブ・ディレクターとして、皮革製品、文房具、雑貨の企画、製造、販売も行なっている。