ちょっと困ったことになったのですが、解決したので作業ログ。
無料ショッピングサイト「BASE」で独自ドメインを使うと通常ではサブドメインのみになる
香取慎吾さんがイメージキャラクターになってすっかりメジャー感の出たBASE。無料でネットショップが作れるうえに、オプションで独自ドメインが設定できるのでとても便利です。デザインテンプレートを購入すればブランドサイトも兼ねられるような立派なものができます。
しかし、 BASEで使える独自ドメインはサブドメインのみという落とし穴が。
別に公表するのをサブドメインのアドレスにしておけばいいじゃないかとも思うのですが、サブドメイン無しのドメインを直打ちするとエラー表示になるのが気に入らなくて、リダイレクトは掛けておきたいのです。
今回は、このあたりの用語はわかるという前提で、先人の知恵を見ながら自分の環境でなかなかリダイレクトができなかった理由を書いておきます。まず方法としてはこのあたりを参照してください。
目標はこんな感じです。
環境の整理。Xserverを迂回サーバーにしてリダイレクト完了
BASEでの独自ドメイン設定はcnameのみとなっています。そこで、手元の環境を
ドメイン:ValueDomain
リダイレクト用に用意したサーバー:Xserver
このように用意をして、サブドメイン無しのドメインを一旦別サーバーに向けて、それからBASEのサイトにリダイレクトを掛けるようにします。
ValueDomainのDNS設定で、cnameをBASEに向け、AレコードでXserverのIPアドレスを設定して向ける。1時間ほど待っているとSSLの設定も可能になったので、あとはXserverから.htaccessを編集してリダイレクト終わり!という感じですきっと終わったはずでしたが…
XserverからSSLが更新できないというエラーが。原因はネームサーバーの設定漏れ
設定後2ヶ月ほどで、「SSLの更新ができない」というエラーメールが来て、実際に転送が無効になってしまいました。とにかくXserverのSSLを再設定しようとしましたがうまくいかず、ここで詰まっていましたが確認をしていくとどうもAレコードだけ設定してネームサーバーの設定をXserverにしていなかったことが判明。ぶっちゃけいままで「DNS設定」「ネームサーバー」について言葉の意味がごっちゃになっていましたが、今回このページで調べて大変参考になりました。
DNSって「ドメインネームシステム」なんですね。ドメインネームサーバーだとばっかり思ってた…。
というわけで、ValueDomainのネームサーバー設定をXserverに向け、.htaccessの設定はそのまま(ここは詳しくやると長くなるので上記サイトに譲ります)にて無事に転送設定が復活しました。
追記:DNS設定をXserver上で設定しないと意味がない
https://wa3.i-3-i.info/word14972.html
なんとなくの言葉の意味で走っていると、いざ詰まったときに困りますね。今回改めて勉強になりました。