SIM PIN設定ミスでカードロックが掛かってしまった!PUKコードが手許に無いときの対処について、ショップでのPUKコード確認、及び解除に掛かった時間は?(auのiPhoneXで対応)



ドタバタの出張話でしたが、意外となんとかなるものです。

それは出張の前夜に起きた…。なぜこんな時に。

iPhoneXに機種変更した時に、SIMカードが新しくなった方も多いと思います。
これ、 auユーザーだけに起きていたんですね。

SIMが新しくなったということは、そういえばSIMカードロックが解除されているなと
夜中にふと思い出して、設定しようと不意に試みたのが間違いの始まりでした。

なんとなく、設定→電話→SIM PINから設定をしようとすると…

!!!!
やってしまったようです…

そもそも、「SIMカードロック」とは?

SIMロックとSIMカードロック(SIM PIN)は言葉は似ていますが全然意味が違います。

・SIMロックとは

→特定のSIMカードを差し込んだ場合のみに動作するよう携帯電話や通信モジュール等の通信端末に施される機能制限のこと。
これが指定されていないものは「SIMフリー」「SIMアンロック」とも言う。

・SIM PINとは

→自分の契約しているSIMカードを、第三者によって通話やモバイル通信に使われないように保護するためのもの。
これが設定されていないと、新たな端末に入れた時にすぐSIMを使うことができてしまう

流行りのMVNOを使う時などに意識するのが「SIMロック」です。
「SIM PIN」「SIMカードロック」は主にセキュリティのために必要となります。
2段階認証でSMSを使うこともありますが、
このロックを書けていないと盗難されたスマホのSIMカードを
他のスマホに入れ替えればSMSを見放題になってしまいます。
地味な機能ですが必ず設定しておきたい機能です。

キャリア各社のSIM PIN 初期値はサイトで確認!

後になってから気づいたことですが、
初期値がキャリアで設定されていたようです。
auはこちら。

ちなみにdocomoだと

Softbankだとこちらです。

2018年時点では、auは「1234」、docomoは「0000」、softbankは「9999」と大手3社でバラバラです。この初期値、統一してくれないものか…

MVNOで契約した場合はさらに各社によって異なることが予想されます。
3回間違えるとSIM自体がロックされてしまい、モバイルデータ通信が使えなくなりますので大変です。
くれぐれも「初期値はバラバラだ」ということを覚えておいて、調べる癖付けをしておきましょう。

モバイルデータ通信が使えなくなったとき、必要となるのは「PUKコード」

そんな注意事項、今調べてる時点で「先に言ってくれよ」という感じですよね。
この夜の私もそうでした。
解除しようとすると「PUKコードを入力」「あと10回」となんとも不穏な言葉が。

上記の通り、SIMロック解除についての説明はわんさか出てきますが
SIMカードロックに関する実録はほとんどないのが現状です。
なんとか探したこの記事を見ていたのですが

docomoとauは書面ベースでしかPUKコードが確認できないとか…orz。
私はauユーザーなのですが、SIMカードの台紙は残念ながら手許になく、
auショップに行くしかないという状態になってしまいました。
しかし明日はあさから飛行機で都内へ移動…。
とりあえず11時の飛行機に乗らないといけないので、
10時から開いてるショップに行っていては間に合わない!
意を決してネット難民のまま上京することにしました。おーこわ。

PUKコードの入力に10回失敗した場合、そのSIMカードは完全に使えなくなります。
キャリアショップでSIMを再発行する必要があり、時間もコストも掛かります。
PUKコードが見つからない場合は決して適当に入力せず、そのままキャリアへ持ち込みましょう。

羽田空港最寄りのauショップは蒲田?品川?とりあえず導線上の品川へ。PUKコード確認、及びSIMカードロックに掛かった時間は?

お上りさんなので、都内の携帯ショップがどれほど混んでいるか検討もつかなかったのですが、
とりあえず羽田から都内へ向かう導線上にあるauショップということで
京急沿線の蒲田か品川を目指すことに。
お昼時に行くことになるので混んだら怖いなと思いつつ、
GoogleMapの口コミをみて、少しでも対応が早そうだった品川のauショップへ到着。

こちら、品川の改札から陸橋で繋がったビルの2階に入っており、
ちょっと奥まった立地だったためかすぐに受け付けをしてもらうことができました。

店頭で状態を説明した所、本人確認の上でPUKコードをショップ端末から表示して解除することができました。ついでにSIM PINの設定も行うことができて良かった良かった。ここまで、受付さえ終わってしまえば約2分ととてもスピーディーに終わることができました。いやはや良かった…。

今回の教訓!
・PINを入力するときは1回ミスしたら一旦立ち止まること。
・変な時間に作業しないこと。特に出張の前夜など。
・セカンドスマホやタブレット、ポケットWi-Fiはいざという時のライフラインになる。
・それでも、セキュリティ観点上SIM PINは設定しておいたほうが絶対良い!

実はLTEモデルのiPadも持っていたのでそこまで焦らずに行動できていたのでした。テザリングすれば電話、SMS以外のほとんどの機能は使えたので。

同じような症状になった方の参考になれば幸いです。

♪♪Podcast monotips station 配信スタート♪♪

YouTube

Note

Podcast






神戸で学ぶ小規模教室
monotipsWEBセミナー

ジャンルごとに様々なWEB情報の交換ができるセミナーを定期開催中




ABOUTこの記事をかいた人

クラハイト合同会社CEO  中小、ベンチャー、ひとりメーカー向けTIPS情報メディア「monotips」の編集長。ものづくりメーカーの経験を活かした、ベンチャー、中小、個人メーカー、企業の業務改善コンサルティングを行なう。株式会社ロンド工房のクリエイティブ・ディレクターとして、皮革製品、文房具、雑貨の企画、製造、販売も行なっている。