持ち運ぶと壊れやすくなりますよね…。
ネタにするとご本人にも伝えたのですが、友人がコワーキングスペースで向かいの人に炭酸をこぼされるという事態が発生。当初想定したよりも濡れていた範囲が広かったらしく、メインマシンのMacbookProが起動不可に…。これ、つい先日電源ユニット周りを6万掛けて修理したばかり。
水没レポートここにもありますね。
9万か…なかなかパンチある金額。
こんな時、保険があればいいのになと思って検索したら見かけたが「モバイル保険」です。
モバイル保険に対するネット上の口コミはイマイチだが…?
検索していくと、色々と情報が散見されます。
主に、
「スマホの修理のために年間8,400円の掛け金はバカらしい。」
「その分を積立貯金した方が良い」
という主張のように見受けられます。
確かに、格安スマホや、iPhone1台くらいなら入るメリットがあまりないかもしれません。
しかし、この保険は「モバイル」保険であり、持ち運べるものはなんでも対象というのが大きなポイントです。
モバイル保険の対象となるのは持ち運べる端末なんでも!MacbookだってOK!
画像はパンフレットより引用
Wi-Fi、またはBluetoothといった通信機能があればなんでも登録できるので、ゲーム機やスマートウォッチでも可能という記事もよく見ますが、
「ノートパソコン」が可というのはめちゃめちゃ大きなメリットです。
しかも、加入条件は購入から1年以内であり、中古品でも
国内メーカーの製品で、端末取得日から販売店(法人)の3か月以上の保証書がついている端末であれば対象となります。
なおネットオークションで取得したものや、友人・知人からの譲渡されたものは対象外となります。
とのことなので、Appleの整備済み商品などは対象内のはず。(「国内メーカーの製品で」とあるから一瞬??となりましたが、iPhoneXが対象と大々的に謳っているのできっと大丈夫と思いますが…。念のため加入前に確認するべきですね。)
Macbookなど、特にモバイルPCは様々な環境で使われるので不具合も発生しやすくなります。そして、大概不具合が出てくるのは3−4年くらい経っていて、メーカー保証も終わっている状態。電源や画面周りを正規ストアで修理すると5−6万掛かることも珍しくありません。
保険金支払対象となる事態が幅広い!
画像はパンフレットより引用
破損・故障・水濡れ・盗難など。特に水濡れは対象外としているメーカー保証が多いので、この広さは本当にありがたいです。
これだけカバーされて、3端末まで保証できるなら十分コストメリットあるなと感じました。
MacbookPro持って、iPhoneX持って、iPadPro持ったら、3台合わせて60万超えますからね…。
それぞれにApplecare入るよりもよほど安くつきます。保証期間も支払いが続く限り無限に続くのも良いところです。
AppleCareとの比較なら断然モバイル保険の方がお得
AppleCare+ for iPhone
すべてのiPhoneには、製品購入後1年間のハードウェア製品限定保証と90日間の無償電話サポートがついています。AppleCare+ for iPhoneに加入すると、保証とサポートがiPhoneの購入日から2年間に延長されます1。さらに、過失や事故による損傷に対する修理などのサービスを、画面の損傷は1回につき3,400円(税別)、そのほかの損傷は1回につき11,800円(税別)のサービス料で最大2回まで受けることができます2。Appleの専任スペシャリストにチャットまたは電話で直接問い合わせることもできます3。
ということで、AppleCareって修理が「安くなる」だけで「無料にならない」のもポイント。結局AppleCareの料金と修理代払ってたら2−3万になったりしますが、モバイル保険なら1年あたり10万円以内なら全額保証。これは大きいです。
ただし、修理不可だった場合の支払金額は少ないので注意。他にも残念な点。
画像はパンフレットより引用
ここが残念だなと思ったところ。修理不可の判定が出た時、端末購入代金か、25,000円かどちらか低い金額を支払う、ということなので上記の友人の場合は25,000円しか支払われないことになります。MacbookProを水没させて25,000円だったら結構辛い…。正規ショップ、非正規ショップを問わず何が何でも修理をして、修理費分請求したほうが支払金額は多いということになります。年間の支払総額10万円の枠は理解するので、端末購入代金の半額くらいまで保証してもらえればありがたいですね。
もう一つ残念な点は、事故の発生は日本国内に限るという点。
海外にも頻繁に移動するノマドワーカーにはあまり適さない保険ではあります。最も、海外での事故であればクレジットカードなどの保険を使うことができるのでそちらの方が手厚いかもしれません。
なにはともあれ、高額でスペックの高い端末を使うノマドワーカーは十分検討する価値のある保険だと思います。