資金繰りに悩むあなたに朗報!イチからはじめる補助金の話(初心者向け)



みなさんこんにちは、先日近所にできたジョーシン電機まで買い物に出かけたものの、財布を忘れるという失態を犯した「しばっち」です。
あれ、経験者は分かると思うんですが結構ショック大きいですよね?2~3日は立ち直れませんでしたよ・・・

さて、気を取り直して今回のお話、「はじめての人のためにイチからはじめる補助金の話」です。
事業を開始したばかりのスタートアップや中小企業は、本当に資金繰りが大変です。
毎月のやりくりに追われて、販路拡大や業務効率化等の本当は大切な投資が後回しになってしまうことが多いです。
そんなアナタに対して、国がお金を出してくれるという夢のような制度、それが補助金です。
しかし、何もせずにお金を出してくれるというウマい話がある訳がありません。
準備をしないまま応募しても、玉砕という結果がが目に見えるようです。

今回は、はじめての人向けに補助金に関する情報を紹介したいと思います。張り切っていきましょう!

意外と知らない「補助金」と「助成金」の違い

巷では、「補助金」や「助成金」という言葉があふれています。「お金をもらえることなんだろうなぁ~」ぐらいのことは知っていても、それ以上のことを知る機会は意外とありません。専門家を名乗る人にも、これらがごちゃごちゃになっている人もいるので困ったものです。

補助金と助成金、共通する特徴

・返済しなくてもよいお金がもらえる
借金とは違い、もらったお金を返済する必要がありません。その代わり、事前に報告したもの以外の用途にお金を使ってしまうと支給されないという特徴があります。
・後払い(しかも、めっちゃ遅い)
これは結構キツい縛りです。「後払い」。
つまりは、一時的にではあるものの比較的大きな出費が発生するということです。その後、時間差でお金が支給されます。が、これが遅いんです。かなり。ものによっては1年以上かかったりするので、申請前にしっかり確認しておいてください。

「補助金」の特徴

・申請しても、審査を通過しなければ受け取ることができない
公開されている要件を整えても、全員がもらえる訳ではありません。
要件が整えられた事業の中から、審査委員が比較し選んだものだけにお金が支給されます。
・種類が豊富
世の中には、多くの補助金が存在します。専門家でも、すべての補助金を知っている人はいないのではないでしょうか。
この中から、自分に合ったものを探し出すのも大変です。

「助成金」の特徴

・要件を満たすと、原則誰でも受け取ることができる
補助金との大きな違いです。要件を満たすと、原則誰でも受け取ることができます。
・厚生労働省が実施しているものが多い
主に厚生労働省が、雇用増加や人材育成のために実施しています。
厚生労働省へ申請したり書類を提出したりする必要があるということは・・・そうです、社会保険労務士がサポートすることが多いです。
ただ、最近は不正受給が増えてきているという話もあります。そのこともあり、一見さんに対応してくれる社労士も減ってきています。不正受給は、ダメ、絶対!

結局、補助金と助成金の違いは何なのよ?

補助金は、審査があるものの用途が広く販路拡大や業務効率化に利用できます。
助成金は、要件が整うと原則もらえるものの、雇用増加・人材育成がメインであり用途が限られます。
このような違いがあるため、どちらも一長一短ですね。

補助金にチャレンジする前に考えておくべきこと

補助金に関するメリットやデメリットをお伝えしてきましたが、結論としては「ぜひ補助金にチャレンジすべき!」です。
しかし、目的が「お金」になってしまうとには反対です。
目的は「お金」ではなく「きちんとした計画を立てること」です。ここは間違えないようにしてくださいね。
立てた計画が説得力があるものであれば採択されるし、もし採択されなかったとしても「真剣に考えた」という経験は残ります。
この経験は、きっと今後の経営の大きな力となりますよ。

ここまで読んでいただいて「さぁ、補助金にチャレンジしよう」と思っても、はじめての場合は何から手をつければいいか分からないと思います。
そんなときは信頼できる専門家に相談することで、適切なサポートを受けることができます。ぜひ、頼ってみてください。
信頼できる専門家の知り合いがいない?そんな方は、ぜひmonotipsを頼ってください。我々のプライドにかけて、全力でサポートしますよ。

直近では、こんなセミナーを2020年1月に行います!
興味があれば、ぜひ参加してみてくださいね。

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ABOUTこの記事をかいた人

柴原行政書士事務所代表。中小、ベンチャー、ひとりメーカー向けTIPS情報メディア「monotips」の副編集長。創業期の個人事業主や中小企業の支援が得意。 行政書士の視点からお客さまの事業について一緒に考え、今後の事業展開をサポートしている。 最近の趣味はボードゲーム。