2019年、どの業界で攻めるのか、思い込みを外して今の現状を見てみよう



新年明けましておめでとうございます。
昨年後半から少し復活してきたmonotips。
今年もビジネスに有益な情報をお届けできるよう頑張ってまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。

今年、自分が戦うフィールドの状況はどうなのか理解をしておくべし。

2019年の日本経済には不確定要素が多いと言われています。
アメリカと中国の貿易摩擦が激しさを増し、
イギリスのEU離脱は3月末に迫っています。
世界経済は連動しているので、必ず日本にも影響があります。

しかし、世界的な要因で一時期株価が乱高下しても、特に内需型の産業であれば大きなトレンドは変わりません。そこで生活をし消費をする人間がいる以上、経済活動は回り続けています。

そこで、自分のビジネスはどのフィールドで戦っているのか、
そのフィールドの状況はどうなる見通しなのかを把握しておくことはとても大切です。
業界地図など参考にしてきましょう。

特に求人情報などをじっくり見ていくとその業界の元気さを感じることができます。
「業界・規模」だけではなく「業界・年収」などで検索してみましょう。

同じ技術・商材でも業界が違えばルールはかなり異なる。戦うフィールドを変えてみよう。

商材が同じだったとしても、売り先の業界によってルールが異なるという経験をしたことは多くの方が持っているのではないでしょうか?取引条件についても様々です。業界がダウントレンドであれば当然条件も厳しくなってきますし、規模が大きければ多様な生態系が共存できるものでもあります。

当然、今後もニーズがあり、規模の大きな業界でビジネスを仕掛ける方がチャンスは多いはずです。ビジネスにおいては10回中1回のヒットを埋めるのであれば、100回挑戦すれば10回成功するはず。失敗のダメージを少なくするために小さくたくさん挑戦していくことが必要です。その際に「今自分がどのフィールドで戦おうとしているのか」という意識は常に持っておきましょう。

インターネットの功績は、情報の取得コストが劇的に下がったことです。異業種、異業界への進出に対するハードルもかなり下がっています。「自分はこの業界でこのやり方を守ってきた」「このフィールドを守り通そう」という意識は、変化の激しい時代とても危険なことです。

朝令暮改という言葉はとても良い言葉ではないかと最近常に思います。自分自身も変化しながら、世の中のトレンドを嗅ぎ分ける。また小さなビジネスをいくつも持っておくことで何かひとつがダメになってもカバーできるような体制を整えておく。そしてなにより、「自分の商品」というものを作り上げることができれば、よりスケールしやすくなります。

2019年は変化のスピードが加速度的に上がる年になるでしょう。来年の自分を楽にするために、今の業界、日本の状況を把握して適切な手を打っておくことは大切になるでしょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

クラハイト合同会社CEO  中小、ベンチャー、ひとりメーカー向けTIPS情報メディア「monotips」の編集長。ものづくりメーカーの経験を活かした、ベンチャー、中小、個人メーカー、企業の業務改善コンサルティングを行なう。株式会社ロンド工房のクリエイティブ・ディレクターとして、皮革製品、文房具、雑貨の企画、製造、販売も行なっている。