場の持つ力。コワーキングスペースを借りてみて気付いた選び方、私の3つのポイント。



先日SNSで回ってきたこの書籍、思わず一気読みしてしまいました。

ある日突然40億円の借金を背負う――それでも人生はなんとかなる。 湯澤 剛 (著)

承継で悩んでいる人、事業している人には共感することがたくさんあると思うのでぜひお勧めします。その中で書かれていて嬉しかったのが、今私も実践していて効果を感じる「場を変える」ということの効果について。

空間の持つ力は、人を負のスパイラルに簡単に落としてしまう

日々の仕事の中で追い詰められているように感じる事はありませんか?忙しさにかまけて、考えると言うことを忘れていませんか?

先述の、父親の他界により突然40億円の借金を背負った湯澤さんは、思考を変えるために事務所ではない異なる場で事業について考えることをされていました。

私自身も今、いつものオフィスとは別に梅田と三宮にコワーキングスペースを借りており、打ち合わせや考え仕事のときに積極的に利用するようにしています。サードプレイスと言う言葉が流行し、スターバックスなどカフェで仕事をする方も増えていますが(私も愛用しています)、仕事をするためだけに作られたコワーキングスペースは普段とは異なる環境に身をおくことができて非常に良いです。

3ヶ月使ってみて感じた、コワーキングスペースを選ぶための3つのポイント

流行している形態なのか、全国で様々なコワーキングスペースが生まれてきています。創業期に会社の登記のためにレンタルオフィスとして使うこともできる場所も多いです。
私が実際に使ってみて感じるコワーキングスペースを選ぶポイントは

1、ターミナル駅に隣接しているか
2、使用時間が自分の使いたい時間と合っているか
3、無料で使える会議室が付いているか

の3点です。順を追って説明していきます。

働く場所は、できるだけ人が集まる場所に置いた方がいい

1のターミナル駅で選んだ方が良いというのは、特に首都圏以外の地域で重要です。私の場合、普段はターミナル駅から一駅離れたところの駅より徒歩10分と言う住宅街と小さな工場が入り混じった地域にオフィスがあるのですが、周辺に繁華街やオフィス街がなく、社内でデスクワークをしていると煮詰まったときに気分転換する場所がありません。通勤時も自宅と会社の往復でしかないと、目に入ってくる刺激がまるでないので閉塞感があります。
ターミナル駅に隣接したコワーキングスペースなら、駅を行き交う人を観察したり、駅ビルのショップを眺めながらトレンドを観察したり、書店に寄れたりと自然と情報が入ってきます。視察のためにわざわざ見に行くのは面倒になりがちですが、自然と入る環境に身を置くのは習慣化にもなります。

コワーキングスペースには意外と時間が短い所も。想定外に使いたくなる時もあるので時間には気をつけよう

2の使用時間について、当然の話のように思えますが結構落とし穴です。使いたい時に使えないとせっかく借りても意味が無いのですが、18時に閉まるなど使える時間が短いスペースも結構あります。自分がこのスペースを使うのであれば、いつこのぐらいの時間に使うことになるだろうと予想して、できるだけそれプラスアルファで使えるスペースを選びましょう。早朝や深夜など、当初の想定外の時間でも空いていて助かったと思うことも多々ありました。

「会議室」の力は大きい。打ち合わせ専用空間を確保しよう

隔離された打ち合わせスペースを社内で確保することが難しい方にとっては、社外の会議室が使えるというのは非常に魅力的です。カフェやファミリーレストランなどのオープンスペースでの打ち合わせと異なり、会議室を使っての打ち合わせでは非常に集中することができます。話が脱線することも少なく、外部に漏らしたくないようなプライベートや話もできるため、明らかに話し合いの質が向上したと感じています。社外で貸し会議室を借りると1時間数千円というところもザラにありますので、コワーキングスペースに会議室、ミーティングルームが基本料金に付帯するのは非常にお得です。こちらもコワーキングスペースによって追加費用無料で使える場所や時間が異なりますので選ぶ際には気をつけましょう。また、会議室で有料のイベントを開催できないところも多いですのでその点も借りる前に聞いておくべきでしょう。

形から入る派にはとってもおすすめ。現地視察やユーザーの声を聞いてみよう

上記の3条件はあくまでもサードプレイスとして私が重視しているポイントです。コワーキングスペースによっては、メンバー同士の交流を盛んに行うことを目的としていたり、郵便、宅配の受取や電話代行などを行う秘書的な業務を売りにしていたりと、売りがそれぞれに異なります。コワーキングスペースに求めるものは人それぞれですので、借りようと思う方はぜひ現地視察を積極的にしてみることをお勧めします。飛び込みでもいいですし、友人が借りていたりするならゲストとして呼んでもらえたらベストですね。




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ABOUTこの記事をかいた人

荒川 翔太

クラハイト合同会社CEO  中小、ベンチャー、ひとりメーカー向けTIPS情報メディア「monotips」の編集長。ものづくりメーカーの経験を活かした、ベンチャー、中小、個人メーカー、企業の業務改善コンサルティングを行なう。株式会社ロンド工房のクリエイティブ・ディレクターとして、皮革製品、文房具、雑貨の企画、製造、販売も行なっている。